Salon サロン概要

運営理念

患者さんのための理学療法を楽しむ仲間作り

運動器系理学療法の面白さは『患者が治る』ことに尽きる.

しかも,それを論理的に治せた時の快感は何にも代え難い.

しかし,『患者が治った』ではなく,『治した』と言えるまでには多くの論文を読んで,沢山の技術研修をして,一症例一症例を丁寧に考えて,何百という症例を蓄積することが必要になる.

『なぜ治った?』『なぜ治らなかった?』『なぜ,この評価をした?』『なぜこの治療を選択した?』頭の中には『なぜ?』がたくさん浮かんでくる.

この『なぜ?』との闘いに立ち向かい続けるには仲間がいる.

幸い私には多くの仲間がいて,今もなお挫けそうになっても,リングに戻され,闘い続けることができている.

理学療法士として臨床に出るということは,この闘いに挑むことのような気がする.

そういった闘いの中に喜びを感じているセラピストは多いのではないだろうか?


2020年に発生したコロナショックは人と人とのリアルなコミュニケーションを分断しました.

日々の臨床の終わりに,仲間としていたディスカッションができなくなり,勉強会や研修会でのリアルな交流が制限されました.

そんな中,オンラインでの交流を仲間とする時間がたくさんでき,不思議と不安な気持ちが落ち着き,早くリングに上がりたくなりました.改めて私たちは仲間と支え合っていることを実感できました.


そこで,オンライン上での仲間とのつながりを強めるためにオンラインサロン『Shin’s Lab なぜ?を考える運動器リハ部』を設立することにしました

運営スタッフ

部長:工藤慎太郎

森ノ宮医療大学大学院保健医療学研究科 教授

森ノ宮医療大学インクルーシブ医科学研究所 所長

003年平成医療専門学院理学療法学科卒。井戸田整形外科リハビリテーション科,国際医学技術専門学校教員を経て2014年より森ノ宮医療大学講師。2016年鈴鹿医療科学大学大学院博士後期課程修了。2021年より現職。形態学と運動学に基づく理学療法研究会(MKPT研究会)代表。オンラインサロン「Shin’s Lab なぜ?を考える運動器リハ部」部長。

専門は,足部のバイオメカニクス,運動器疾患の応用解剖学,客観的動作分析に基づく運動療法の開発。エコーで生体イメージを構築し,動作分析と情報工学をつなぐ領域のシームレス化によって,研究と臨床の融合を試みている。

編著に『運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学』をはじめとする「なぜ?」シリーズ(医学書院),『運動療法その前に! 運動器の臨床解剖アトラス』(医学書院)がある。

副部長:川村 和之

国際医学技術専門学校理学療法学科 学科長

1999年土佐リハビリテーションカレッジ卒。奈良県心身障害者リハビリテーションセンターで臨床に従事した後,2006年より国際医学技術専門学校教員。2011年鈴鹿医療科学大学大学院修士課程修了。2019年より現職。形態学と運動学に基づく理学療法研究会(MKPT研究会)相談役。

養成校の教員を務めつつ,整形外科クリニックと介護老人保健施設にて臨床にも従事。日々,「自ら考え,答えを出すことの大切さ」を学生に伝えつつ,卒後教育にも力を入れている。

分担執筆に『運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学』をはじめとする「なぜ?」シリーズ(医学書院)がある。

主務:森田 竜治

おおすみ整形外科リハビリテーション科

2003 年平成医療専門学院理学療法学科卒。総合病院,整形外科クリニックを経て 2009 年より現職。形態学と運動学に基づく理学療法研究会( MKPT 研究会)相談役。オンラインサロン「 Shin’s Lab  なぜ?を考える運動器リハ部」主務。

「同じ志をもつ仲間と学び合うことが成長を加速させる」という信条のもと, MKPT研究会 や運動器リハ部を運営。学生時代に学んだ機能解剖や触診技術をベースに積み上げた臨床経験を,若手に伝えつつ,若手から新しい視点を吸収し,日々研鑽している。

運動器リハ部部則(会員規約)

  • 部員は自分自身の成長のため,部内活動を積極的に行います.
  • 部が定める情報提供アプリケーションはslackとし,slack内は本名で登録し,写真を添付します.
  • slackの運動器リハ部のアクセス権を部員外に漏洩,譲渡しません.
  • 部員間のトラブル(一方的な交際や金銭要求,悪徳商法の勧誘,その他部員に著しく不快を与える行為)に発展するようなことは行いません.
  • 幹部の許可無く,ビジネスの話を部員に持ちかけません.
  • 価値観の違う他者の思想や考え方は自分にはない価値観と捉えてリスペクトし,根拠のない誹謗中傷をしません.
  • 部内の情報(slack内における部員のプライバシーやコンテンツ情報およびチャンネル情報)を情報発信者および幹部の許可無く外部(※)に持ち出しません.
  • 部内の情報を,個人のデバイスにダウンロード,保存する場合はプライバシー保護,知的財産権の保護に十分に留意し,それによって生じたトラブルについては自己責任とします.
  • zoom座談会やその他オンライン上で行われるコンテンツに対して,部として最大限配慮しますが,想定外の配信トラブルや各個人の通信障害において視聴が制限されることがあることを了承します.
  • 部内の活動を円滑に行うため,インターネットのプロバイダー契約、WiFi環境の設定や部活動の参加,部費の支払などに必要なアプリケーションのダウンロードや設定は部員個人の責任で行い,通信にかかる所定の費用は部員個人が負担します.
  • 部費(月額3800円 )を,滞納することなく,支払います.
  • 退会を希望する場合は,主務へ退会希望の旨を連絡し,主務からの了承の連絡により退会となります.主務は速やかに退会手続きを行います.退会翌月も会費が引き落とされていた場合は,当該本人が連絡し,返金手続きを申し出ます.
  • 部員は,退会後も部内の情報を外部(※)に漏らしません.もし漏洩が発覚したとき,プライバシー侵害および著作権侵害の対象となることを理解します.
  • 部則を破った場合,部の判断で強制退会させられ,納めた部費は返還されないことを了承します.また悪質なものに対しては,プライバシー侵害,著作権侵害などを含めた法的措置の対象となることを理解します.
  • 部則は部員に連絡なく変更することがあることを理解します.

※ 外部とはオンライン、オフラインにおける情報公開の場を指し,具体的にはSNSやブログ,自身が主催・参加する勉強会や講習会,その他これに相当するものを言います.

この部則は令和2年6月より施行されます.

部長 工藤慎太郎,副部長 川村和之,主務 森田竜治